事業紹介 ー 快医学・手当て法

自分のため、家族のための「快医学の手当法」をご紹介します。

快医学では、『呼吸()・食べる()・からだを動かす()・想う()という

四つの生活行為と人と人の関係や自然環境()の心地よいバランスの上にわれわれの健康は保たれている』と考えています。3.11の原発事故はこの心地よいバランスを一瞬にして崩してしまうものでした。

収束しない原子力発電所の事故処理、呼吸と食べ物からの内部被曝への不安、子供たちは自由に外遊びができない、 住むところを追われる憤り、さらに放射線に対する考え方の違いから地域や家族がばらばらになっている現実。

残念ながら原発事故で一度崩れてしまった環境は元に戻すのは容易なことでありません。

しかし、環境はすぐには改善できませんが、人の身体は今日からでも変えることができます。

放射線によってダメージを受けたからだをできるだけすみやかに回復させる手当て法として、
今すぐ対応できる免疫力を高める「快医学」の手当法①②③をご紹介します。
ポイントは、排泄 と 修復 です。

手当て法① いますぐ 放射性物質を体から出しましょう!

できる限り放射性物質を体内から出しましょう!」

◆からだに合った薬草が排泄作用を促進させます

からだが本来持っている排泄の力を高め、少しでも早く体内から出すように心がけます。
利尿作用のある野草、例えば、スギナとケツメイシを1:1の割合で煎じて飲む方法などがあります。他にドクダミ、ヨモギ、ビワなどから、自分のからだに合った薬草を右図のようなLET(ライフエネルギーテスト:筋肉反射)で選択します。

セシウムは体内に取り込んでから約100日以内におよそ半分は尿として排泄されます。そのためには、尿を作る「腎臓」の働きを促進させることも大切です。

快医学講座

手当て法② いますぐ 免疫力をアップしましょう!

手当法②

「いますぐ 免疫力をアップしましょう!」

■からだの歪みを治す操体法

筋骨格系の歪みを整えます。生体の防御システムは筋肉と骨格系の歪みから影響を受けます。毎日の生活の中でもからだはゆがみますので、自分で治す操体法を毎日実行しましょう。

<ひざ倒し>

 ひざを立てて仰向けに寝て、膝を左右に倒します。左右どちらか楽な方にゆっくり腰を倒します。倒しにくかった方が楽になっていれば、歪みがとれています。

<かかと出し>
仰向けに寝たままの姿勢で、かかとを左右交互に突き出します。出しやすい方のかかとをゆっくりと突き出します。反対もゆっくり試して楽になっていれば、歪みがとれています。

■排泄機能と自己治癒力・免疫力を高める内臓の温熱手当て法

<肝臓・腎臓・脾臓・胸腺の手当て>
弱っている臓器はエネルギーが不足しています。エネルギーを補うために、外から熱を加えて内臓本来の働きを助けてあげます。今回は服を着たままで気軽にできるアイロン温熱療法を紹介します。用意するものは小型アイロン、手ぬぐいです。

和裁用のアイロンコテ

内臓温熱調整法〜胸腺、肝臓、小腸、脾臓、腎臓などの

内臓を気持ちよく温めて内臓全体を整えます

  • 胸腺②肝臓③小腸をそれぞれ1〜2分ぐらい温め、

④脾臓はチクっと熱く2~3回刺激する。一回り約5分。これを2〜3回繰り返す。次に⑤腎臓⑥仙骨⑦足の裏をそれぞれ1〜2分ぐらい温める。一回り約5分。  これを2〜3回繰り返す。全体で15~30分温める。

健康相談会・アイロン温熱の様子

<腎臓の働きをよくする足湯>
 足の抹消循環を改善し、内臓の働きを助けるのであらゆる病気を快方に向かわせる簡単で効果的な方法です。風邪による発熱、冷え症、生理痛、便秘、むくみ、アレルギーなどに効果があります。阪神淡路大震災では、当時足湯クラブが結成され大きな反響がありました。足の抹消循環を改善すると、からだ全体が温まり、同時にこころも温めてくれる、有難い効果があります。

手当て法③ これからは 放射性物質を体内へ取入れないようにしましょう!

手当法③

「放射性物質を体内に入れないようにしましょう!」

もっとも注意することは 内部被曝です。
放射性物質のヨウ素は主に甲状腺のホルモン系、セシウムは筋肉、ストロンチウムは骨に沈着すると言われています。汚染地域での生活では、できる限りからだのなかに放射性物質を取り入れないよう注意します。

 

■食生活から身体を整える方法
・良く噛むこと (少なくとも30回以上噛む)
良く噛むことで、唾液中の消化酵素の働きを助け、栄養の代謝を促進します。

 ・発酵食品を積極的に活用
みそ・漬物(梅干し・たくわん)・酵素飲料。
発酵食品は、腸内の常在菌のバランスを良好に整えます。

・食生活を見直す
未精白穀物、良質なタンパク質(植物性、動物性)新鮮な野菜、果物をバランスよく食べます。

砂糖など甘味は控えましょう。

親子快医学講座

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肥田舜太郎先生は、岩波書店「世界」9月号の中で以下のように言います。

放射能汚染時代をいかなる心持ちで生き抜くのか、お母さんが集まる場所で必ず出る質問は、
「放射能が入ってしまったようで、症状と思われるのもがあるがどうしたらよいか」
ということですが、世界中のどんな偉い先生でもこうしなさいとは言えません。
治すためにどうすればよいかは分からないのです。
でも私にはアメリカで教わったスターングラス博士が、
「被曝した犠牲者にこう伝えなさい」と教えてくれたことがあります。
どういうことかというと、そういう被害をうけてしまったのなら、腹を決めなさいということなのです。
開き直る。
下手をすると恐ろしい結果が何十年かしてでるかもしれない、それを自分に言い聞かせて覚悟するということです。
その上で、個人の持っている免疫力を高め、放射線の害に立ち向かうのです。
免疫力を傷つけたり衰えさせたりする間違った生活は決してしない。
~中略~
要するに放射線被曝後の病気の発症を防ぐのです。

肥田先生は生活の中にこそ、病気を予防する知恵があると言います。
免疫力を高める快医学の具体的実践方法を講座等でお伝えしています。
どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。