活動報告
 

原発事故後、福島県の広範囲にわたる地域が放射性物質に汚染され、県内外に16万に及ぶ人が避難している現状から、原発事故の影響に不安を持つ住民のこころとからだのケアのための健康相談会・予防医学講座(放射線対策講座)・福島の現実を伝える講演会などを行っています。

2022年度 事業報告

2020年度 活動報告

2019年度 活動報告

2018年度 活動報告

2017年度 活動報告

 

活動法人遅延のお詫び

この度、諸事情によりホームページがアップできなくなり、皆さまへの報告が遅れましたことを、お詫び申し上げます。今後は、遅延なく更新できるよう努めますので、よろしくお願いいたします。

代表理事 関久雄

 

1.事業報告書

2017年度 事業報告書

 (2017・9・1~2018・8・31)

                            特定非営利活動法人 ライフケア

 

1 事業の概要

①  自然医学の普及相談活動事業

・2017年9月30日(日)「快医学入門講座」須賀川市16名。

・11月4・5日「快医学ベーシック講座」7名。

・12月10日(日)「快医学入門講座」、「健康相談会」白河市16名。

・2018年1月14日(日)「快医学入門講座」須賀川市20名。

・2月11日(日)「子ども快医学講座」須賀川市20名(親含む)。

・5月12・13日「快医学ベーシック講座」須賀川市6名。

・6月2日(土)「子ども快医学講座」(いわき市の保養相談会会場)30名。

及び同会場にて「健康相談会」を行った。18名。

・6月3日(日)健康相談会(二本松市の保養相談会会場にて)、二本松市15名。

・8月5日(日)「快医学おさらい会」須賀川市5名。 (担当:橋本、蛭田)

①   体験事業(保養事業)

2017年の正月は大人保養、3月~4月に子ども保養を11日間行った。7月~8月(28日間)は昨年同様(社)「Nature&HhumansJapan」と共催で保養事業を実施。会場は佐渡市の保養センターへっついの家。運営資金は寄付金や助成金、参加費を充てた。また、多方面からの食材や野菜の提供や差し入れもいただいた。冬は5名、春の参加者は13人、夏は60人が参加し、スタッフやボランティアは延べ70人の参加があった。夏の保養には快医学のメンバーも参加し健康管理を担った。その他、毎月、佐渡へっついの家に通い、施設管理や修繕などの環境整備、畑の作業などを行った。9月には砂浴合宿を行った。(担当:関、只野、清水、酒田、)

②   2018年度の「福島県・県内帰還者・避難者心の復興事業」が採択となり、6月から2019年の3月まで、スタディツアー、歌声サロンを避難者と実施中。連携事業として「福島こころつなぐ広場」を2月17日にサンライフ福島で開催。3月10日は「だるま森公演事業」をWCRPの助成事業として二本松市で実施した。また東京の多摩、千葉の松戸で福島の今を伝える講演活動などを行った。(担当:関)

③   通信の発行はできなかった。HPの更新を行った。また、ライフケアのフェイスブックを開設し佐渡保養の報告などに使われた。

2013-11 長野県松本市 北川先生(精神科医・小児科医)を囲んで避難者交流会

 

2013-10 山形県米沢市 快医学健康相談会

 

2013-08 佐渡保養・へっついの家 快医学健康相談

 

2013-05-20 長野県松本市 避難者支援講座 「アイロンを使った温熱療法」

ところ:3,11手をつなごう事務局  参加者8名

2013-04-07 福島県白河市 健康相談会

日曜日の開催でしたので、お父さんも参加しています。生活の様子を聞きながら、手当て、食事等のアドバイスを行ないました。

 

 

2012-09-08 信州・伊奈 ちいさないのちの祭り (長野県千代田湖畔)

講演会テーマ 「快医学と震災」 橋本俊彦より
長野県千代田湖畔で開催された小さないのちの祭り。祭りはチェルノブイリ事故後に開催された1988年の祭りの流れを受け継いでいます。当時私(橋本俊彦)は、鍼灸学校に在学中で、祭りに参加して初めて快医学を知り、東京西荻にあるホビット村の快医学講座を受講しています。まさか福島に事故があって、今回当事者として「快医学と震災」というテーマで放射線の話をするなど想像もしなかったことです。

 

快医学ワークショップ
夜に行なわれた快医学ワークショップには、ロウソクの灯火が心地よいテントの中、15名が参加しました。約1時間のなで、ライフエネルギーテスト、アイロン温熱、操体などのデモンストレーションを行いました。原発事故の影響は、日本全体の関心ごとになっていることを改めて感じています。

2012 仮設住宅・借り上げ住宅 訪問事業「誰でも簡単にできる手当て法講座
毎月一度、仮設住宅・借り上げ住宅を訪問し、こころの不安とからだの不調に耳を傾けながら、内臓の温熱手当て、身体の歪みを治す方法、呼吸法などの予防医学を伝えています。病気予防と手当てがお互いのコミュニケーションのきっかけになることを目指しています。
■仮設住宅90世帯を対象にした訪問事業 のべ参加者は50名。
■借り上げ住宅対象にした健康相談の訪問事業 のべ参加者は20名。
アイロン温熱手当て法の説明の様子 (2012-09-04 福島県福島市)
アイロン温熱手当て法の実践の様子 (2012-09-04 福島県福島市)
2011~2012 予防医学講座・放射線対策セルフケア10時間講座
免疫力を高める内臓の温熱手当て法、からだの歪みを治す操体法、さらに内部被曝をさけるための食事生活のアドバイス、LETによる自分に合った薬草の選別など、予防医学に重点をおいた放射線対策セルフケア講座を行っています。
2012年12月まで、福島県内を中心に全国で計80ヶ所開催。講座参加者は、1500名にのぼります。
操体法の実践 (2012-05-18 福島県郡山市)
LETの説明の様子 (2012-05-18 福島県郡山市)
2011夏~2012夏 子供たちが放射線量の低いところで一時的に生活できる保養企画
被災地の子供と家族を対象に、放射線量の低い地域で心身を休める保養企画の実施や仲介に関わってきました。被災地で暮らす住民の多くが、特に子供への影響に不安を抱えた日々を過ごしています。自主的に移住をする人、様々な事情から留まる人、それぞれの立場から現実の対処のあり方を模索している現状です。しかしながら、「成長期の子供や妊婦は、出来る限り高い放射線から遠ざかる」ことに関しては、立場の違いを超えて、思いは共通であると考えています。(放射線汚染地帯の子供たちが、放射線量の低いところで一定期間過ごすことで、健康障害のリスクを回避できる事は、すでにウクライナで明らかになっています。)
■保養企画 2011年7月~8月山梨県河口湖、山梨県八ヶ岳 参加者40名。
※NPO法人快医学ネットワークとの共同事業
■保養企画 2012年5月~11月 山梨県河口湖         参加者30名。
※NPO法人快医学ネットワークとの共同事業
2013年は、NPO法人りょうぜん里山がっこうのノウハウ・情報提供を受け、新潟県佐渡市での保養企画を計画しています。

 

2011~2012 「健康相談会」
事故直後から放射線被曝の影響を不安に思っている保護者から多数の問い合わせを受けて、正確な情報収集・内部被曝をできるだけ少なくする手立て、そして病気予防に焦点を当てた自然医学健康相談会を実施しています。
2011年5月~2012年12月まで、参加者は2000名以上。
相談会場は福島県内(福島市・二本松市・郡山市・須賀川市・白河市・三春町・大玉村・飯館村・伊達市・相馬市)宮城県丸森町等。

2012-03-10 『原発いらない地球のつどい』福島県郡山

2012-01-14 「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」 パシフィコ横浜
ブース企画「快医学健康相談会」の様子

 

2011-09-17 放射線対策セルフケア10時間講座

(福島県須賀川市・銀河のほとり)

講義の様子
頭蓋の手当ての実践
アイロンによる内臓温熱の手当て