🌈ほんとうの空🌈

「ウクライナの避難者を佐渡保養に招きたいプロジェクト」のクラファンがはじまって１５日間がたちました。

７月２０日と２１日は、あだたら高原でひらかれた、いっぷくフェスに参加。

歌声喫茶をステージで開催したり、子どもたちに竹笛作りを教えたりしながら、

あだたらのほんとうの空の下で、ウクライナクラファンのカンパをよびかけさせていただき、

23,000円ものあたたかな志をよせていただきました。

クラファン達成までの応援投稿

きょうは、智恵子抄から「ほんとうの空」の一説を紹介させていただきます。

ウクライナにはどんな空が広がっているのだろう

浜通りの避難区域にはどんな空が広がっているのだろう

戦争と原発

ひとごとではなく、いつでもわがことになりうること

だからこそ、助け合い、生きていきたい。

そんな思いがこめられた「ウクライナの避難者を佐渡保養に招きたいプロジェクト」

応援よろしくお願いいたします

☆☆☆

「智恵子抄　あどけない話」　高村光太郎

智恵子は東京に空が無いといふ、
ほんとの空が見たいといふ。
私は驚いて空を見る。
桜若葉の間に在るのは、
切つても切れない
むかしなじみのきれいな空だ。
どんよりけむる地平のぼかしは
うすもも色の朝のしめりだ。
智恵子は遠くを見ながら言ふ。
阿多多羅山(あたたらやま)の山の上に
毎日出てゐる青い空が
智恵子のほんとの空だといふ。
あどけない空の話である。

昭和三・五